2024 VW パサート: デジタルアップグレードでさらに大型化

VWによれば、新型パサートは空力的に大幅に改善されているという。

フォルクスワーゲンは、新しい中型車パサートのインテリアのダイヤルとスイッチをタッチスクリーンコントロールに交換しました。

現在9代目となるパサートは、欧州ではステーションワゴンとしてのみ販売され、セダン版は廃止される。 購入者は中型セダンからSUVやクロスオーバーに切り替えているが、VWの本拠地ドイツ市場では依然としてワゴンの人気が高い。

VWは木曜日の声明で、2024年第1四半期の発売時には、ディーゼルとガソリンのドライブトレインに加えて2つのプラグインハイブリッドモデルを提供する予定だと述べた。

パサートは、9月5日から10日までミュンヘンで開催されるIAAモビリティオートショーで一般公開される。

このモデルは、次期中型車シュコダ・スペルブと並行して設計されており、パサートサイズのVW ID7を生産しているドイツのエムデンにあるパサートの現在の生産拠点から移転し、スロバキアのブラチスラヴァにある同じVWグループの工場で生産される。全電気自動車。

エクステリアデザインの変更には、テールゲートの長さを走るライトバーの追加が含まれます。

パサートは、VW グループの新しい第 4 世代 MIB4 インフォテイメントおよび制御システムを採用しており、音量制御や温度設定などの機能はタッチスクリーンベースでセットアップされます。

VWによれば、ID7でも使用されているMIB4は、ID3完全電気ハッチバックで初めて導入された第3世代システムについて一部の顧客から提起された使いやすさの問題に対処するものであるという

来年発売予定の新型「スパーブ」もMIB4を採用する予定だが、シュコダはインテリアの写真を公開し、暖房や音量調節などの操作の一部を画面下のプログラム可能な回転ダイヤルに移したことを示した。

新型パサートでは、12.9 インチ画面 (より大きな 15 インチ画面はオプション) の下にある音量スライダーが点灯し、画面自体には人気の機能がディスプレイの上部と下部のバーに表示されます。 上部のバーはプログラム可能です。

中央のスクリーンはドライバーに向かって傾斜し、ステアリングホイールの後ろにある「デジタルコックピット」スクリーンと同じ高さになりました。

この車にはヘッドアップディスプレイも装備されています。

VWはパサートからマニュアルギアボックスを廃止した。 DSGダイレクトシフトトランスミッションを標準装備した。 これにより、同ブランドはギアシフトを中央コントロールからステアリングコラムに移動し、前席乗員の間により多くの収納スペースを確保することができました。

より広い足元スペースと荷物スペース

パサートワゴンの全長は4,917mmとなり、先代比144mm延長された。 ホイールベースは50mm長くなり2,841mmとなり、VWによれば後部乗員の足元スペースが50mm広くなったという。 シートを含めたトランクスペースは690リットルとなり、先代比40リットル増加した。

この車は、VW グループの MQB Evo プラットフォームに基づいて構築されており、プラグイン ハイブリッド モデル用のより大きなバッテリーやアダプティブ シャシー コントロールなど、より多くのテクノロジーを可能にする MQB の適応です。

eHybrid プラグイン ハイブリッド モデルのバッテリー サイズは、10.6 kWh から使用可能な 19.7 kWh に増加し、電気航続距離は 100 km (62 マイル) になります。 eハイブリッドは204馬力または272馬力で利用可能で、両方とも以前の1.4リットルから増加した1.5リットルのターボチャージャー付きガソリンと組み合わされます。

フォルクスワーゲンは、同じ1.5リッターエンジンと48ボルトの電気駆動システムを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルも導入する予定だ。 ハイブリッドモデルの経済性や二酸化炭素の数値は示されていない。

パサートには、市場に応じて、2 出力の 2.0 リッター ターボ ガソリン エンジンと 3 出力の 2.0 リッター ディーゼル エンジンも用意されます。 ガソリンとディーゼルの最高出力バージョンには全輪駆動が搭載されています。

設計変更

車のデザインが更新されました。 注目すべき変更点には、テールゲートの長さに沿って配置されたライト バーと、フロント ヘッドライトに接続するためにボンネットの端の下に配置された LED ライト ストリップの追加が含まれます。